金曜に犬(仮名:チビタ)が、土曜にトカゲ(仮名:カゲコ) が我が家にやってきました。
私の元に突然やってくる動物はいつももれなく瀕死状態です。
チビタは食べたものから栄養を体に吸収する力が極端に弱く
3~4時間おきに高栄養の離乳食や水をスポイドで飲ませていないと
あっという間に低血糖や脱水症状を起こして命にかかわる状態
あまりの衰弱具合に看取る覚悟を決めて連れて帰りましたが
4日目寝たきりだったチビタがわずかに顔を持ち上げてミルクを飲む姿に「生きたい」と言う力強さを感じています
カゲコは「フトアゴヒゲトカゲ」です
爬虫類の知識も飼育経験もない元友達が、私の反対も聞き入れず購入した挙句、しばらく預かってほしいと連絡してきました。
あわてて様子を見に行くと、一見快適なフル装備のガラスケージの中にガリガリに痩せて、生気を失ったフトアゴヒゲトカゲが・・・
「連れて帰ってからずっと食欲も元気もない・・」って、半年近くも何をしてたんですか?
高級な用具を買いそろえても、一番必要なものは「愛情」だとは思いませんか?
一度噛まれたくらいで触れなくなったあなたが、そのしゃれた横文字の名前を何度呼びかけてあげましたか?
友達を辞めることにしました。
よくぞ生きててくれたものです。
預かりません、引き取ります。
カゲコとも私とも二度と会うことはありません。
チビタもカゲコも、まだまだ気を抜いてはいられない状況ではありますが、この小さな命を全力で守りたいと思います。