サッカー J1リーグの最終節(第34節、12月7日(土))、
どんでん返しの凄いドラマがありました。
自動J2降格圏(18位・17位)はすでに松本&磐田に決まっていて、
プレーオフ(J1・J2入れ替え決定戦)に回される16位争いに
サガン鳥栖も加わっていました…。
この16位になる可能性が残っていたのが、
鳥栖(直前で14位)・清水(同15位)・湘南(同16位)の3チームでした。
しかも、鳥栖は清水との直接対決、
湘南は松本(同18位)との最終戦でした。
鳥栖は、勝つか引き分けると自力で15位以上になれ、
負けても「湘南が引き分けか負け」で15位という状況でした。
この2試合を時系列で振り返ると…
まず、後半23分に清水のドウグラス選手に凄いシュートを決められ
ドラマが動き出します。 「清水 1対0 鳥栖」。
このままいくと… 12位 清水、 15位 鳥栖、 16位 湘南。 ギリギリ(冷たい汗)。
ところが、試合終盤の後半40分に
湘南の野田隆之介選手(元鳥栖)がゴールし、「松本 0対1 湘南」。
このままいくと… 12位 清水、 13位 湘南、 16位 鳥栖。 大ピンチ…。
しかししかし、土壇場の後半45分、
松本の阪野豊史選手が得点してくれて、「松本 1対1 湘南」。
このままいくと… 12位 清水、 15位 鳥栖、 16位 湘南。
このまま試合終了し、
サガン鳥栖はギリッギリでJ1残留を成し遂げました。
最終的に、鳥栖と湘南は
勝ち点で並び、得失点差のわずか2点で明暗が分かれました。
今期のサガン鳥栖は
開幕から10試合を前監督でわずか1得点・1勝という
大きなハンデを負ってのスタートだったので、
来期はもっといい成績を残してくれると期待しています。